とある大学の先生がSNSにあげられていた内容に感銘を受けましたので、引用させていただきます。(ブログへの掲載許可は得ております。)
一本のボトルがもたらす境目
今朝のトレーニングランを終えて。
学生たちに「天気予報を見て、1週間の気温や天気を頭に入れておくだけでも違うよ」と話したばかりだったけれど、今日、実際にボトルに水を入れて持ってきていた学生がいた。
気温が上がってきたこの季節、ただ走るだけじゃなくて、「少し先」を読めるかどうか。
この意識の差は、体調にも、練習の質にも、いずれ試合の結果にも影響してくる。
でも、これは勝ち負けだけの話じゃない。
大切なのは、「ほんのちょっとの準備」が、健康を守り、学びを深め、そして人生をより良くする力になると思う。
アスリートにも、人生にも、必ず終わりが来る。例外はない。
だからこそ、本当に大切なことには、小さくても備えをしていくことで悔いなきようにしておくことではないだろうか。
どうしても受かりたい試験、楽しみな学校行事、夢を叶えるためであれば誰もが準備を怠ることはない。
何が言いたいかというと
「準備する力」は、本気かどうかの証拠だと若い学生に伝えたい。
大きな勝負は、日々の小さな準備から始まる。
たった一本のボトルが、勝負も健康も幸福も分けることがある。……なんて言ったら大げさでしょうか。
先日、小茂田先生が稽古に来られたときも「盡己竢成」について話をしていただきました。
あなたたちは、この文章を読んでなにを感じましたか?