長文・乱文となります。ご容赦ください。
一昨日、夏休み前最後の稽古を終えました。
最後は、いつもお世話になっている道場と寮の大掃除。
毎日使わせてもらっている武道場。
日々汗を流す柔道場。
仲間と生活を共にする寮。
当たり前のようにそこにある場所ですが、みんなで掃除をすると、改めて「ここで毎日を過ごしているんだな」と感じます。
掃除を終え、この日は一度解散。
寮生もそれぞれの家へ帰りました。
短い時間の束の間の休息。
そして明日からは、山口での合宿が始まります。
また、仲間と汗を流す日々が始まります。
この夏感じたことと言いますか、最近考えることについて述べさせてください。
このブログ作るのにめちゃくちゃ時間かかりました笑
世の中には、いろいろな人がいます。
私自身がそうであったように、生徒は高校生から大人になるまで、これからたくさんの人と出会っていくことになります。
自分のことを応援してくれる人。
一緒に頑張ってくれる仲間。
自分のことを理解してくれる人。
一方で、自分の考えを否定する人や、どうしても考え方が合わない人に出会うこともあるでしょう。
世の中には、本当にいろいろな人がいます。
そして、すべての人に好かれることなんてできません。
だからこそ、考えてほしい。
「人にどう思われるか」ではなく、
「自分はどう生きるのか」。
嘉穂高校柔道部は、全国を目指しています。
もちろん、全国大会という舞台に立つこと。そして、そこで勝つこと。
それは大きな目標です。
しかし、人間的に成長するという目的あっての目標なんです。
全国を目指すということは、ただ強い選手になることではないと思っています。
誰かに何かを言われたからやめる。
うまくいかないことを誰かのせいにする。
自分と気の合う人とだけ一緒にいる。
誰かに見られているときだけ頑張る。
そんな集団では、全国という舞台で勝負することはできません。
全国を目指すなら、
自分たちが決めた目標を信じること。
違う考えを持つ仲間とも、一緒に前へ進むこと。
うまくいかないときに、人や環境のせいにせず、自分たちに何ができるかを考えること。
そして、誰も見ていないところでも、自分たちの基準を下げないこと。
そういう日常を積み重ねる必要があります。
掃除、整理整頓をする。
時間・約束を守る。
挨拶をする。
道衣や帯などモノを大切にする。
仲間に声をかける。
一つ一つを見れば、柔道の勝敗とは直接関係ないことのように思えるかもしれません。
しかし、そういう小さな部分にこだわることのできる人間が、最後の最後で自分を支えることができるのだと思います。
「勝負の神様は細部に宿る」
生徒にはこの言葉について話しをしたことがあります。強くなりたいなら、強い技だけを求めるのではなく、日常そのものを強くする。
それが、嘉穂高校柔道部の目指すところです。
全国を目指すということは、
「全国大会に行くために集まった集団」
ということだけではありません。
全国を目指す過程で、人として強くなる。
自分自身と向き合えるようになる。
仲間を大切にできるようになる。
苦しいことから逃げずに、もう一歩踏み出せるようになる。
そして、周りの人に支えてもらっていることに気づき、感謝できる人間になる。
そんな人間になるために、毎日の稽古があるのだと思います。
世の中には、これからたくさんの人が現れます。
味方になってくれる人もいる。
時には、自分の前に立ちはだかる人もいる。
でも、それでいいと思うんです。
すべての出会いを、自分自身を成長させる力に変えていけばいい。
人を選ぶのではなく、自分を磨く。
環境を嘆くのではなく、自分にできることを探す。
誰かの評価で自分の価値を決めるのではなく、自分の信じる道を進む。
それができる人間は、強い。
柔道で強いだけではなく、人生においても強い人間になれると思います。
明日から山口での合宿。
また、苦しい時間が待っています。思うようにいかないこともあるでしょう。自分の弱さを感じる瞬間もあるでしょう。
それでも、仲間と一緒に乗り越えていってほしい。
そして、合宿を終えたときに、
「少し強くなった」
だけではなく、
「少しだけ、人として成長できた」
そう思える時間にしてほしいと思います。
全国を目指す。その先にあるものは、全国大会だけではありません。
全国を目指す日々の中で、どんな人間になるのか。
そこにも、私はこだわりたい。
さあ、明日からまた始まります。
非常にまとまりのない内容となりましたが、
嘉穂高校柔道部はここからです。頑張ります!